スポーツと観光を組み合わせた第4回「フォトロゲイニング上市まちのわ」が8日、上市町で行われた。過去最多の142チーム464人が県内外から参加し、町の観光名所などのチェックポイントを撮影しながら巡って自然や歴史、食の魅力に触れた。
上市町と上市まちのわ推進協議会が毎年開催。今回は愛知や静岡、北海道など県外からの参加が目立った。
チェックポイントは大岩山日石寺、穴の谷霊場、おおかみこどもの花の家など39カ所。参加者は地図を基に、2~5人のチームでチェックポイントを巡り、得点を競った。
3時間と5時間のコースに分かれ、北アルプス文化センター前をスタート。チェックポイントでは、それぞれ決められたポーズで写真を撮影した。今年は商店など飲食を提供するおもてなしポイントが増え、参加者はドリンクやスイーツを楽しみながら時間内のゴールを目指した。
ユニークな仮装での参加も目を引いた。桃太郎など昔話の登場人物に扮(ふん)した女性4人チームの石丸智恵美さん(富山市)は「天気も良く、楽しかった。仲間と一緒だったので頑張れた」と笑顔を見せた。