飯田下伊那地域ゆかりのプロ写真家ら16人の作品を集めた写真展「絶対個性表現写16」が14日まで、飯田市美術博物館で開かれている。プロの作品に触れる機会をつくりたいと、地元の写真愛好家らが企画し、10日も多くの人が訪れた。13、14日には写真家によるギャラリートークもある。
飯田市出身のスポーツ写真家水谷章人さんや、同市出身で光の使い方が特徴的な若手写真家小山光弘さんらが出品している。テーマを設けていないため、星空や山の風景写真、スポーツ選手の人物写真などさまざまな被写体を捉えた作品が並び、来場者を飽きさせない。
写真が好きという飯田市松尾明の田中純子さん(73)は「(作品の)奥行きがすごい。構図などが勉強になる」と見入っていた。
午前9時半〜午後5時(14日は午後4時)、無料。問い合わせは主催の1人、臼井俊弘さん(電話090・3333・5405)へ。