東御市で11月3日、地元産ワインと共に地域にある温泉や史跡を楽しむ初の催し「ワインウオーク」が開かれる。東御市雇用創造協議会が、歩いて巡ることで地域の魅力を再確認してもらうとともに、健康づくりにも取り組んでもらおうと発案。信州とうみ観光協会が主催し、市内外に参加を呼び掛けている。
和(かのう)地区を歩く「ワインと食・温泉コース」(約6キロ)か、祢津地区を歩く「ワインと食・歴史文化コース」(約5キロ)のどちらかに参加できる。各コースにある3カ所のワイナリー(醸造所)では、1杯ずつ試飲できる他、祢津地区のリュードヴァンと和地区のヴィラデストワイナリーでは軽食が食べられる。
和地区では、日帰り温泉施設「湯楽里(ゆらり)館」で入浴できる。祢津地区では、床が回転して場面が転換する「回り舞台」としては日本最古とされる西宮歌舞伎舞台などを見学する。企画に協力する地元住民との交流もある。
参加費は1人5400円。ワインを飲まない場合は3240円。各コース定員45人。申し込みは25日まで。問い合わせは信州とうみ観光協会(電話0268・62・7701)へ。