ざぶーんで提供している「砂里芋御膳」(聖籠町観光協会提供)

ざぶーんで提供している「砂里芋御膳」(聖籠町観光協会提供)

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幻の「砂里芋」ほくほく 聖籠の温泉施設 「御膳」限定で

新潟日報(2018年10月15日)

 聖籠町などの砂地で生産され、新潟県外で人気を博しているサトイモ「砂里芋(さりいも)」を使った「砂里芋御膳」が、同町諏訪山の温泉施設「聖籠観音の湯ざぶーん」で限定提供されている。県内にはあまり出回らないサトイモで、関係者は「おいしいのでぜひ味わってほしい」とPRしている。

 JA北越後(新発田市)が商標登録している砂里芋は、「大和早生」という品種で、砂地で指定の肥料などを使用して育てたもの。同JAによると、サトイモは砂地には適さないとされていたが、砂地で生育させると色が白く、ぬめりが強く、身が詰まって甘いなどの特徴が出るという。

 現在は、町内と新発田市の紫雲寺地区で年間約240トンが生産されているが、ほとんどが首都圏を中心に県外に出荷されている。そのため県内で味わうことは難しかったが、今回は2019年秋に新潟県などで開催される「デスティネーションキャンペーン(DC)」を前にした「プレDC」の一環で、町観光協会などが企画した。

 メニューは、煮崩れしにくいという特長を生かした砂里芋の鍋、刺し身、デザートなどが付く。1食1350円(税込み)。1日10食限定で、11月末まで。問い合わせはざぶーん、0254(27)1126。

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