アムールトラの飼育舎で岸田さん(左奥)から説明を受ける命名者ら

アムールトラの飼育舎で岸田さん(左奥)から説明を受ける命名者ら

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赤ちゃんアムールトラ3頭 命名式 長野・茶臼山動物園

信濃毎日新聞(2018年10月15日)

 茶臼山動物園(長野市)は14日、6月に生まれたアムールトラの赤ちゃん3頭の命名式を同園で開いた。オスには「ミタケ」、メスの2頭には「ホタカ」「アヅミ」とそれぞれ名付けた。命名者らに表彰状や記念品を贈呈した。

 9月から1カ月間、名前を募集したところ、県内外から1472通の応募があった。同園でアムールトラの飼育を担当する岸田麻美子さん(46)と青木三成園長(57)が、候補の中から信州の力強さを連想させながらも親しみやすい名前を選んだ。

 3頭は今後、繁殖のために県外の動物園に移される可能性があるといい、青木園長は「どこに行っても、長野生まれだということを分かってもらえるいい名前です」と満足そうだった。

 続いて、命名者らは岸田さんらの案内でアムールトラを見学した。「ミタケ」を命名した上田市の母袋遥さん(24)は「力士の御嶽海にちなんで、強いオスになってほしいと思って名付けた。まさか選ばれるとは思わなかった」と驚いていた。

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