雲間から雪化粧した姿を見せた八ケ岳連峰=15日午後2時50分、原村の八ケ岳中央農業実践大学校

雲間から雪化粧した姿を見せた八ケ岳連峰=15日午後2時50分、原村の八ケ岳中央農業実践大学校

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八ケ岳、冬色 初冠雪を確認

信濃毎日新聞(2018年10月16日)

 八ケ岳連峰で15日、初冠雪が確認された。山麓にある諏訪郡原村の八ケ岳中央農業実践大学校からは、山頂部分が真っ白になった横岳(2829メートル)や硫黄岳(2760メートル)の姿が見え、冬が間近であることを感じさせた。

 主峰・赤岳(2899メートル)の山頂直下にある赤岳頂上山荘の小屋番、徳村福太郎さん(31)によると、山荘周辺ではこの日午前9時ごろに雪が舞い始め、午後3時には数ミリの積雪となった。正午前の気温は1度だった。

 降雪で硫黄岳登頂を断念し、帰りに同大学校に立ち寄った滋賀県草津市の高橋世利子さん(57)は「山頂まであと1時間ほどの所でみぞれが降り始めた」と残念そうな表情。夫の雅章さん(59)は「下山して見上げると山頂部が真っ白で驚いた。再チャレンジしたい」と話していた。

 中央アルプス宝剣岳(2931メートル)も15日、駒ケ根市街地から雪化粧した姿が確認できた。千畳敷カールに通じるロープウエーを運行する中央アルプス観光(駒ケ根市)によると、初冠雪という。

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