ハクチョウやカモに餌付けする斎藤さん=阿賀野市

ハクチョウやカモに餌付けする斎藤さん=阿賀野市

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白鳥おじさん掛け声高らか 餌付け始まる 阿賀野・瓢湖

新潟日報(2018年10月18日)

 阿賀野市の瓢湖で15日、「白鳥おじさん」による餌付けが始まった。斎藤功さん(69)が「こーい、こいこーい」と独特の掛け声を響かせながら餌をまいて、観光客を楽しませた。

 斎藤さんは2013年に3代目白鳥おじさんに就任。瓢湖公園管理事務所の臨時職員として、公園の環境維持や水鳥の救護も担う。

 今シーズンは10月4日にハクチョウが初飛来。先代からおなじみの黒のハンチング帽とジャケットを身に着け、高らかな声でハクチョウやカモを呼び寄せると、桟橋からコメやパンくずをまいた。

 福島県郡山市から訪れた会社員の男性(25)は「鳥も人も呼び寄せる迫力ある掛け声だった」と笑顔で話した。斎藤さんは「ハクチョウの数のピークは11月半ばから。大勢の方に見てもらいたい」と呼び掛けた。

 斎藤さんの餌付けは火、水曜を除き、午前9時、11時、午後3時の一日3回行う。

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