完成した2種類の「雪むろ酒粕ラーメン」

完成した2種類の「雪むろ酒粕ラーメン」

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上越自慢の食材ラーメンに凝縮 20、21日催しで販売

新潟日報(2018年10月19日)

 上越市の上越ものづくり振興センターと市内の人気ラーメン店などが、地元食材を用いた新しいラーメンを開発した。「発酵のまち」にちなんで「雪室」「酒かす」をキーワードに、こだわりの食材を凝縮した。20、21日に高田地区の本町商店街で開催される越後・謙信SAKEまつりで「雪むろ酒粕(かす)ラーメン」と銘打ち、数量限定で販売する。

 地域資源を生かした産品作りに取り組むものづくり振興センターが市民に意見を募ったところ、ラーメンを希望する声が多く寄せられた。これを受けて同センターと、市内のラーメン店、中華料理店の経営者らがアイデアを練ってきた。

 市内の7店が参加して完成させたのは「雪むろ味噌(みそ)」「雪むろ白湯」の2種類のラーメン。いずれも雪室で熟成させた上越産の酒かすをスープに使い、しょうゆこうじに漬けたチャーシューや雪室貯蔵した野菜を使うなど、トッピングも上越らしさにこだわった。

 SAKEまつり会場の「発酵のまち上越」のブースで、20日は味噌、21日は白湯を、それぞれ500食と300食限定で販売する。価格は味噌が500円、白湯が800円。

 白湯を担当した「麺屋あごすけ」のオーナー月岡二幸(かずゆき)さん(49)は「酒かすの味が強い上、雪室野菜も味が濃いので調整に苦労したが、満足いく味に仕上がった。上越の宝が詰まった、上越でないと食べられないラーメンになった」と話した。

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