長さと、かさの直径がともに約30センチ、重さが約1キロある巨大なマツタケが19日、青木村村松の「道の駅あおき」農産物直売所に入荷した。運営会社代表取締役の林寛夫さん(73)も「かなりの大物。質も申し分ない」。20日まで直売所内で非売品として展示して多くの人に披露してから、価格を決めて販売する予定だ。
マツタケを採ったのは村内の70代男性。18日夕に「かなり大きいのが採れた」と道の駅あおきに連絡があり、翌朝届いた。林さんによると、標準的なマツタケは重さが150グラム程度。今回のものは、道の駅あおきが本格的にマツタケを扱い始めた2010年からこれまでに扱った中でも、最も大きいという。
直売所を訪れた客らは「大き過ぎてびっくり」「こんなマツタケ初めて見た」などと、その巨大さに驚きながら、じっくりと見入っていた。栃木県から妻と訪れた熊倉修さん(68)は「すごい。たまたまだけど、今日来られて良かった」とスマートフォンで写真に収めていた。