花嫁道中を繰り広げる新郎新婦=七尾市古府町

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能登立国1300年、記念の花嫁道中 「国府」あった七尾・古府町

北國新聞(2018年10月21日)

 能登国の役所「国府」があったとされる七尾市古(ふる)府(こ)町で20日、能登立国1300年を記念して初の花嫁道中が行われ、住民たちが新婚夫婦の門出と地域の節目を華やかに祝った。
 結婚したのは古府町在住の久保吉光さん(26)と、志賀町末吉から嫁ぐ萬澤久美子さん(25)。羽織袴(はおりはかま)と白無垢(むく)に身を包んだ2人は、吉光さんの自宅から、式を挙げる能登國総社までの約200メートルを、七尾まだらの歌い手の先導で歩いた。
 能登國総社は、国司がまとめて参拝できるよう能登国内43社の神を集めてまつった神社で、近年結婚式が行われたことはない。境内では多くの住民が2人を祝福し、地元青年団による獅子舞が繰り広げられた。吉光さんは「みんなが祝ってくれてうれしい。古府町を活性化させたい」と感謝した。

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