加賀野菜の一つ「源助だいこん」の出荷が22日、下安原町のJA金沢市砂丘地集出荷場で始まり、生産者がずんぐりと育った約2トンを運び込んだ。23日から県内のスーパーなどに並ぶ。
源助だいこんは煮崩れしにくいため、おでんや鍋の具材に適しているとされる。打木町にある松本充明さん(48)の畑では、この日、約1200本が収穫された。
JA金沢市によると、今年は夏の猛暑や秋の日照不足などの影響が心配されたが、例年並みの約270トンの出荷を見込む。収穫は露地栽培が11月上旬まで、ハウス栽培は来年2月上旬まで続く。