武生麺類組合が考案した味真野茶そば(手前)=10月24日、福井県越前市横市町

武生麺類組合が考案した味真野茶そば(手前)=10月24日、福井県越前市横市町

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特産のお茶練り込んだそば開発 越前市発「味真野茶そば」

福井新聞(2018年10月25日)

 福井県の越前市内の飲食店でつくる武生麺類組合が、同市味真野地区特産のお茶を練り込んだ「味真野茶そば」を開発した。10月24日は市内で関係者向けの試食会を開き、お茶の風味を感じる味わいが好評だった。同組合が11月8日に市武生中央公園で開く「新そば祭り」の看板メニューとして販売する。

 組合で恒例の新そばイベントの今年のテーマを協議する中で味真野茶を活用するアイデアが浮上し、味真野地区でお茶栽培の復興に取り組む「味真野茶保存会」と連携。同組合長でそば店「山楽(さんらく)」(横市町)の金子康幸代表(61)を中心に、組合員が協力して5月から試作を始めた。

 そば粉に混ぜるお茶の粉末が粗いと麺が切れてしまうため、石臼で粉末の細かさを調整しながら「手探り状態で試作を繰り返した」(金子さん)。粉に加える水に抹茶を溶かすと、生地に均等に混ざり納得いく出来栄えになったという。

 祭りで提供するのは、全て県産新そばと味真野茶のブレンド。試食会には組合員ら約20人が集まり、ゆで上げるとほんのりと緑に染まる茶そばの味を確認。しっかりしたのどごしの後に、ふんわり感じる茶の香りに太鼓判を押していた。

 金子さんは「まずは味真野茶の存在を広く知ってもらいたい。ぜひ祭りを機会に味わって」と来場を呼び掛けている。組合の加盟店では祭りの後、味真野茶を使った期間限定メニューの提供も検討している。

 祭りの入場券は前売り700円、当日800円。入場券1枚でおろしそば1杯、茶そば1杯が食べられる。

 味真野茶の煎茶も付く。トッピングの天ぷらや唐揚げ、茶そばの生麺も販売する。

 前売り券は越前市内の組合加盟店や武生楽市、アル・プラザ武生、市観光・匠の技案内所で販売している。問い合わせは山楽=電話0778(21)5366。

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