第57回県菊花大会と第14回白山市菊花大会の合同展「菊花フェスティバル2018in白山」(北國新聞社など後援)は25日、市松任総合運動公園屋内運動場で開幕し、愛好者が丹精した彩り鮮やかな大輪が訪れた人を楽しませた。
3本立てや7本立ての大菊、福助など約870点が寄せられた。千代女を模した菊人形と共に、多彩な菊で霊峰白山などを表現した創作花壇が関心を集め、記念撮影する来場者の姿も見られた。
県菊花協会によると、今夏の猛暑で生育が遅れ、温度管理など開花時期の調整に苦労したという。市菊花協会は高齢化により会員数が20年前の約80人から現在36人と減る中、力作をそろえた。
開場式では県菊花協会長の山田憲昭白山市長があいさつ、山下吉明県参事、永井徹史市議会議長、作野広昭県議会議長が順に祝辞を述べ、関係者でテープカットした。11月7日まで。