秋ブロッコリーの出荷が26日、北陸三県最大の産地である加賀市で本格化した。同市作見町のJA加賀野菜集出荷場では、生産者から持ち込まれた約3トンが選別され、金沢や小松、高岡など県内外の各市場へ出荷された。
JA加賀ブロッコリー部会の西出博章部会長(61)によると、今年は夏の高温や台風の影響で、出荷量は昨年より約50トン少ない約300トンの見込み。品質については色や形も良く、十分な甘みがあるという。
西出部会長は「味と形の良さはどこにも負けない。ゆでてマヨネーズを付けたり、天ぷらにしたりして味わってほしい」と話した。