台湾・新竹市の中華大学の学生3人と教員の計4人が25~28日、立山町を訪れ、立山黒部アルペンルートなどの観光地を巡った。町は学生らの意見を町の観光プランづくりに生かす。
一行はアルペンルートのほか、落差日本一を誇る称名滝、芦峅寺の布橋や宿坊跡を見学。和紙職人の川原隆邦さんの工房では和紙作りを体験した。最終日の28日は町元気交流ステーションで意見交換会が開かれた。学生と教員からは「和紙ができるまでの一連の工程が体験できて面白かった」「称名滝の紅葉が素晴らしかった」などの意見が出た。
町と中華大は本年度、若い世代の交流を活発化し、台湾と立山町を行き来する観光客を増やそうと交流事業を行っている。6月と9月には町職員らが台湾を訪問し、同大の学生と意見交換した。