福井県若狭町の熊川宿にカフェをオープンした元地域おこし協力隊の宇野早希さん

福井県若狭町の熊川宿にカフェをオープンした元地域おこし協力隊の宇野早希さん

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蔵改装カフェ、若者集まって 健康こだわり、福井県若狭町

福井新聞(2018年10月31日)

 元若狭町地域おこし協力隊の女性がこのほど、同町熊川宿で古い蔵を改装したカフェを開いた。風情あるたたずまいに無農薬、無添加にこだわったメニューをそろえ、主に週末に開店。「若者が熊川や若狭町を知るきっかけとなれば」と、将来的にはイベントなども行いたい考えだ。

 女性は宇野早希さん(29)。県外の短大などで栄養士や調理師の資格を取得、保育園で勤務し、「ふるさとの良さを地元で広めたい」と25歳で帰郷。同隊員として3年間尽力した後、三方五湖観光協会職員となり、隊員時からの仕事である道の駅「三方五湖」店長を引き続き務めている。

 協力隊や観光協会職員としての活動を通し、より深く観光業の一翼を担いたいと思うようになったという。栄養士や調理師の知識を生かし、健康にこだわったカフェの開店を決めた。

 カフェはかつて蔵として使われており、高い天井が特徴。空間の広さを生かすため、照明を天井に当て光を反射させるなど工夫を凝らした。白と黒を貴重にした落ち着いた雰囲気は「人が集まることで空間に彩りを与えてほしい」との思いから、名前を「irodori Labo」とした。

 「開発の進む熊川宿で、町おこしや観光振興に思いを持っている人同士を結びつけるような場を提供したい」と話す。イベントやワークショップの企画など、カフェの活用方法も模索中だ。

 メニューは無農薬、無添加の茶葉を使った紅茶やほうじ茶などのドリンクが主。今後はお菓子なども追加していくという。宇野さんは「若者受けするカフェにしたい。町の観光振興に少しでも貢献できれば」と意気込んでいる。

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