松本市内を走るE353系の新型車両

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特急あずさ、自由席廃止へ 「座席未指定券」導入

信濃毎日新聞(2018年10月31日)

 JR東日本は30日、中央東線の特急「あずさ」「スーパーあずさ」で新型のE353系への車両切り替えを来春に完了させ、これに伴い普通車の全席で事前に座席指定ができるようにすると発表した。自由席は廃止する。特急料金も変更し、現行の自由席と比べて高くなるが、指定席では引き下げとなる。

 運賃と特急料金を合わせた松本―新宿の新料金は片道6500円。現行の自由席と比べて120円高くなる一方、現行の指定席より400円安くなる。上諏訪―新宿の新料金は同5870円で、現行の自由席より40円高くなるが、指定席は480円引き下げられる=表。

 通常の指定席特急券のほかに、乗車日と区間のみ指定し、列車や座席を事前に指定しない「座席未指定券」(料金は指定席特急券と同額)を新たに導入。乗車する列車が決まれば、乗車前に「みどりの窓口」などで追加料金なしで座席を指定できる。座席指定せずに乗車した場合は、座席上方に設置されたランプで空席かどうかを確認して利用する。導入時期の詳細は未定。

 同社によると、現行では限られた自由席を求めて早くからホームに並ぶ利用者がいるほか、中間駅からの利用者が自由席の空席を見つけにくいという課題があった。新たな方式の導入でより快適な利用が可能になるとしている。同社管内では既に常磐線の特急で取り入れている。

 導入に合わせ、現行の「あずさ回数券」「中央線料金回数券」「信州特急料金回数券」を廃止する。新たに長野―塩尻間の特急しなので利用できる「信州しなの料金回数券」(4枚つづり、2040円)を発売する。

 あずさで使っている旧型車両のE257系は、臨時列車を除いて中央東線での運行を終える。

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