皇女和宮が中山道を通った様子を再現し、木曽平沢の通りを進む行列

皇女和宮が中山道を通った様子を再現し、木曽平沢の通りを進む行列

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幕末の皇女行列、華やかに 時代衣装の60人、塩尻で再現

信濃毎日新聞(2018年11月5日)

 幕末の1861(文久元年)年に皇女和宮(かずのみや)が将軍家に嫁ぐ際に、中山道を通った行列を再現する「皇女和宮御下向(ごげこう)行列」が4日、塩尻市の木曽平沢と奈良井宿であった。きらびやかな時代衣装に身を包んだ一行は、ともに重要伝統的建造物群保存地区に選定されている町並みを歩き、沿道は見物客であふれた。

 公募を中心に集った60人ほどが女官、傘持ち役などを務め、午前中は紅葉した山並みを望む木曽平沢の800メートルほどの通りを約1時間かけてゆっくりと進んだ。地元の女性(82)は「良い雰囲気。地域もにぎやかになっていいですね」。午後は奈良井宿も歩いたが雨のため途中で中止した。

 行列は塩尻市観光協会などで構成する実行委員会が主催し、5回目。中山道のウオーキングや木曽漆器の工芸体験などもあった。

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