氷見ならではの食の魅力を集めた「ひみ食彩まつり」は4日、氷見市漁業文化交流センター一帯で開かれ、県内外から訪れた大勢の来場者が、海山の豊かな地元食材を使った多彩な飲食コーナーや特産品販売、体験型イベントなどを楽しんだ。
2016年までの「ひみ永久グルメ博」の名称を改めて昨年から開催。今年は「温故知新」をテーマに食にまつわる文化の発信を目指した。
同センターで開会式があり、林正之市長が「交流人口の拡大と地域の元気づくりにつなげたい」とあいさつ。実行委員会を構成する各団体の代表者とテープカットした。
ステージでは子ども獅子舞や民謡、海上自衛隊舞鶴音楽隊の演奏などを披露。センター内には、市内名店のすし職人がその場で握るコーナーや地酒バー、郷土食を楽しむコーナーが設けられ、大勢の人が行列を作った。
センター前の食・物産エリアには特製の「氷見ととぼち鍋」や水産加工品、氷見牛、氷見うどん、氷見カレーなどの店舗が並んだ。石川県羽咋市から家族4人で訪れた長浜有希子さん(40)は「いろんなものを売っていて楽しみ。氷見は近いので、この機会にもっと知りたい」と話した。
ひみ食彩まつりは市、氷見漁協、JA氷見市、氷見商工会議所、市観光協会などでつくる実行委主催。北日本新聞社後援。