学生らが新開発したマカロニチップス「ガーリックバター味」

学生らが新開発したマカロニチップス「ガーリックバター味」

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加茂 マカロニチップス ガーリックバター味登場

新潟日報(2018年11月6日)

 国産マカロニ発祥の地とされる加茂市のご当地グルメ「マカロニチップス」の普及を目指し、新潟経営大(同市)の学生が商品開発と販売に取り組む「加茂マカロニチップスプロジェクト」が、ことしで5年を迎えた。9月に市内の企業と共同開発した新商品「ガーリックバター味」の販売を始め、評判は上々だ。学生らは「学生目線のアイデアを地域振興につなげたい」と話している。

 プロジェクトは、同大の中島純教授のゼミが5年前から展開している。マカロニチップスを製造・販売する専門店「ぱすたみすた」(同市穀町)と協力し、若者をターゲットにした商品の開発や、市内外のイベントでの販売をしてきた。

 新商品は、食事後のにおいを気にしがちな女性にも受け入れてもらえるよう、ニンニクの香りを生かしつつ、バターを加えてまろやかな味に仕上げた。ゼミ生で経営情報学部4年の男子学生(22)は「お酒のつまみにも子どものおやつにもぴったり」と勧める。

 10月中旬には、新潟薬科大(新潟市秋葉区)の学園祭に出店。ゼミ生は来場者に試食を勧めながら、160袋を売り上げた。加茂山公園のリスをモチーフにしたキャラクター「マカリス」を考案し、のぼりや着ぐるみを作ってPRにも力を入れている。地域の食文化を伝える小中学校の出前授業も担当した。

 中島教授は「プロジェクトの認知度が高まり、手応えを感じている。いつか新潟を代表する商品に育つよう、取り組みを続けていきたい」と話している。

 「ガーリックバター味」は1袋324円。問い合わせは「ぱすたみすた」、0256(52)9256。

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