第10回商店街映画祭の入選作品の一つ「純朴な梨農家の青年に、トラックが襲いかかる」(松本映画祭プロジェクト提供)

第10回商店街映画祭の入選作品の一つ「純朴な梨農家の青年に、トラックが襲いかかる」(松本映画祭プロジェクト提供)

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松本「商店街映画祭」10回目 23~25日、入選作の上映など

信濃毎日新聞(2018年11月7日)

 商店街がテーマの短編映画を公募し、23〜25日に松本市中央2の信毎メディアガーデンで開く「商店街映画祭―ALWAYS松本の夕日」(松本映画祭プロジェクト主催)が10回目を迎える。応募33点から入選8点を決め、24日には上映会と授賞式がある。22〜25日には松本市出身の映画監督山崎貴さんの仕事を紹介する展示会も開く。

 映画祭は、かつて街なかに多くの映画館があり、監督らを輩出してきた松本で映画を通じたまちづくりを進めようと始まった。商店街のシーンを含む20分以内の短編を応募条件とし、累計で全国から約300点の応募があった。

 今回は入選8点から演出家で俳優の串田和美さんと山崎さんの審査を経てグランプリと監督賞を決め、24日に発表する。精肉店が舞台の作品や、お笑い芸人が出演するものなど多彩。事務局の河西佳代さんは「回を重ねるごとに応募作のレベルが高まっている」と話す。

 フェイスブック(FB)などのSNS(会員制交流サイト)で投票を呼び掛ける「商店街PR部門」を新設。松本市や伊那市などから4点の応募があり、20日までにSNS上の評価で「いいね賞」を決める。作品は同プロジェクトのFBで見られる。

 チケットは23〜25日の通し券千円など。山崎さんの展示会は無料。24日の上映会と授賞式は午前11時〜午後4時半で、午後2時から串田さんと山崎さんが対談する。23、25日は過去作品上映会も。問い合わせは同プロジェクト(電話0263・35・2810)。

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