フランス産の新酒ワイン「ボージョレ・ヌーボー」の15日解禁に合わせたイベント「ボジョレ和房」が11月14日夜、福井県福井市中央1丁目のガレリア元町商店街などで開かれる。ワインと合う和風ディナーやアートを楽しんだ後は、長さ25メートルの竹にボージョレ・ヌーボーを注ぎ、流しそうめんならぬ「流しヌーボー」で解禁を祝う。現地からミス・ブルゴーニュも駆け付け会場を盛り上げる。参加者120人を募っている。
JR福井駅周辺エリアの共同販促組織「エキマエモール」とフランス・ブルゴーニュの醸造会社ラブレロワでつくる実行委員会が、福井市や酒類、業務用食品販売のヤスブン(本社同市)の協力を得て初めて開く。
中央1丁目の店舗を中心に計6店舗が午後7時から、和風コース料理のディナーを提供する。料理と一緒にラブレロワ社のワインが楽しめる。
同商店街アーケードでは同9時半と同10時半から、墨絵アーティストの上田みゆきさん(越前市)がパフォーマンス。同10、11時にはサーカス劇団「シルク・ドゥ・ソレイユ」登録アーティストらがショーを披露する。
解禁となる15日午前0時には、長さ約25メートルの竹2本に20リットルのボージョレ・ヌーボーを流し、事前に配るグラスですくってもらい乾杯する。
現地からはミス・ブルゴーニュのメラニー・ソアレスさんが駆け付け、ディナー提供店に登場したり、一緒に乾杯し解禁を祝ったりする。
ラブレロワ社の日本市場担当の辻川ゆかりさん(福井市)は「ボージョレ・ヌーボー解禁を収穫祭として捉えてもらい、改めてお祭りとしてイベントを楽しんでもらえたら」と話している。チケットは1枚5千円でディナー提供店で販売している。提供店はエキマエモールのホームページで確認できる。