富山米の新品種「富富富」で仕込んだ甘酒を注ぐ巫女=射水神社

富山米の新品種「富富富」で仕込んだ甘酒を注ぐ巫女=射水神社

富山県 高岡・氷見・射水

富富富の甘酒試作 高岡・射水神社

北日本新聞(2018年11月10日)

 高岡市の射水神社(松本正昭宮司)は23日の新嘗祭(にいなめさい)で、富山米の新品種「富富富」で仕込んだ甘酒をささげる。本番へ向けて試作を進めており、9日は神職や巫女らが風味などの出来を確かめた。

 新嘗祭では、一年の豊穣(ほうじょう)・豊漁に感謝し、神前に神酒や農作物などを供える。2016年に射水神社に関する新嘗祭の史料が都内で見つかり、その資料に書かれていた歌詞から昨年「新嘗祭神楽歌」を再興。甘酒は神楽歌の歌詞にある「みき(御酒)につくりてたてまつる」に基づいて作った。

 射水神社では新嘗祭に供える甘酒を昨年まではコシヒカリで作っていたが、今年はデビューしたての「富富富」で仕込んだ。こうじの種類や水の量を変えるなど試作を続けてきた。

 この日は出来上がった甘酒を神職や巫女が試飲し、味の違いを確かめた。炭谷淳禰宜(52)は「甘みと上品さがあり、富富富の良さが出ている」と話した。

 新嘗祭は23日午前10時から社殿で行われる。甘酒は参拝した約100人に配る。

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