レースやフリルが特徴の「ロリータ・ファッション」や退廃的・怪奇的な雰囲気の「ゴスロリ」、攻撃的な「パンク」といった好きな服装で楽しめるフリーマーケット「メルヘニズムマーケット」が18日、小矢部市の石動駅前商店街で開かれる。コスプレでの参加もOK。空き店舗を利用して創作作品も展示され、実行委メンバーは「楽しい時間を過ごしてほしい」と話す。
市内で喫茶店を営む「MiyaB」(みやび)さんら県内の女性有志4人でつくる実行委員会が企画。自分らしい服装を周りを気にせずに着てもらうとともに、同じ趣味の人たちの交流の場を作るのが狙い。駅前商店街の活性化に取り組む「NPO法人石動まっちゃプロジェクト」に協力してもらい、2回目となる。
北日本新聞小矢部西部販売店のほか、新たに老舗呉服店の空き店舗を会場にした。販売店2階では洋服や雑貨などを販売し、「不思議の国のアリス」をイメージした撮影スポットも用意する。1階では紅茶やお菓子を並べる。
呉服店の空き店舗ではプロ作家による妖怪絵や人形などを展示する。実行委メンバーでコスプレーヤーの桜哉さんは、「学生服」や「怪奇」をモチーフにした空間を作り出す。MiyaBさんは「自分の着たい服で遊びに来てほしい」とPRする。
午前10時~午後4時で、入場無料。