地場産品の販売や地元団体の食に関する取り組みを紹介する「越前市まるごと食の感謝祭」が１１月１７日、福井県の越前市武生中央公園などで始まった。親子連れら大勢が約５０店の味覚を満喫、食育に理解を深めた。１８日まで。

　ボルガライスとおろしそば、中華そばの同市三大グルメをはじめ、市内の店舗や団体による米粉のピザやパン、味噌なども人気を集めた。セイコガニが１匹入ったカニ汁の販売もあり、先着５００杯を求めて行列ができていた。

　食に関する展示コーナーは、各団体による食育や食べきり運動の取り組みをパネルなどで紹介している。

　１８日は、市内の食育団体や仁愛大健康栄養学科が郷土料理や地元食材を使った料理を持ち寄り、バイキング形式で振る舞う「越前ふるさとランチバイキング」を初めて実施。午前１１時、正午からの２回で計１００食限定。１人５００円。午前１０時から市文化センター前で整理券を配る。

　感謝祭は午前１０時～午後４時。