小矢部市の特産品や観光をPRする「○(まる)ごとおやべフェア」が18日、三井アウトレットパーク北陸小矢部で開かれた。市特産のバラやハーブを用いたワークショップもあり、大勢の人でにぎわった。
小矢部を知ってもらい、まちなかの周遊や定住促進などにつなげようと市が開いた。JAいなばと市観光協会、市農業特産物推進協議会の加盟団体が計10ブースを出店。卵や蜂蜜、野菜のほか、ジュースなどの加工品といったバラエティー豊かな品々が並んだ。
同市北の「田中園芸」(メルヘン工房)と同市茄子島の「ハーブガーデン平田」によるワークショップでは、来場者がボトルに専用のオイルとバラのドライフラワーを入れる「ハーバリウム」と、卵の殻とラベンダーを使った「エッグポプリ」を作った。ハーバリウムを完成させた石動小学校4年の駒津陽菜さん(9)は「玄関に飾りたい」とうれしそうだった。市内の飲食店をお得に利用できるクーポンの配布などもあった。