T・ジョイ長岡での上映後、舞台あいさつに登場したトチオンガーセブン(右から4人目)、小川麻琴さん(同3人目)、橋本一監督(右端)ら=18日、長岡市

T・ジョイ長岡での上映後、舞台あいさつに登場したトチオンガーセブン(右から4人目)、小川麻琴さん(同3人目)、橋本一監督(右端)ら=18日、長岡市

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トチオンガー活劇熱く出演者ら舞台あいさつ 新潟など上映

新潟日報(2018年11月19日)

 長岡市栃尾地域のご当地ヒーロー「トチオンガーセブン」の特撮映画「閻魔(えんま)堂!地獄の大決戦!!」が18日、新潟市中央区のT・ジョイ新潟万代、長岡市のT・ジョイ長岡の2館で上映された。出演者らが舞台あいさつで撮影の裏話を明かし、詰め掛けた特撮ファンを沸かせた。

 トチオンガーは長岡市北荷頃の油揚げ店経営、星知弘さん(48)が栃尾ゆかりのキツネをモチーフに考案。映画は「相棒」などを手掛けた橋本一監督(50)=新潟市出身=がメガホンを取った。6月に柏崎市で撮影し、同市出身で元「モーニング娘。」メンバーの小川麻琴さん(31)も出演した。

 新潟、長岡両市での上映は1日限り。両館で計約500人が訪れ、ほぼ満席状態だった。勧善懲悪の展開や、画面の色彩など1970年代の特撮をほうふつとさせる作品に、ファンはくぎ付けだった。

 長岡市での上映後の舞台あいさつでは、星さんが「こんなに多くの人が集まるなんて夢のようだ。支えてくれた皆さんのおかげだ」と感謝。橋本監督は撮影前、星さんの自宅で特撮愛を語り合った思い出を振り返り「皆が一つになり、幅広い世代に楽しんでもらえる作品に仕上がった」と感慨深げだった。

 鑑賞した三条市横町の会社員の男性(47)は「昔の世界観に浸れて大満足。県内各地を舞台にシリーズ化してほしい」と話した。

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