大粒のギンナンを買い求める人たち

大粒のギンナンを買い求める人たち

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「ぎんなんフェスタ」にぎわう JA福光南蟹谷センター

北日本新聞(2018年11月19日)

 南砺市南蟹谷地区(福光)の特産ギンナンをPRする「ぎんなんフェスタ」が18日、JA福光南蟹谷地区センターで開かれた。大粒のギンナンや多彩な加工品がずらりと並び、大勢の人でにぎわった。

 同地区には約5千本のイチョウの木があり、南蟹谷銀杏生産組合(飯田滋組合長)の約50人がギンナンを栽培。ことしは夏の雨不足のためやや小ぶりなものの、うまみが強いという。6トン程度の出荷を見込んでいる。

 フェスタは、住民や組合員でつくる実行委員会(西村信二会長)が毎年開いている。即売では人気の2Lサイズなどを用意。ギンナン入りのうどんや鍋、たこ焼きなども並び、秋晴れの下、旬の味覚を求める人が列を作った。

 地域課題解決に取り組む県立大の1年生14人も参加。春からイノシシ対策の電気柵の設置やギンナン拾い、レシピの考案などに取り組んできた。地元と協力して考案したギンナンの餃子(ぎょうざ)の試食コーナーを設けたほか、飲食ブースの運営を手伝った。

 北陸職業能力開発大学校(魚津市)が開発中のギンナンの自動皮むき機も展示され、訪れた人が興味深そうに見入っていた。

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