本番に向けて「獅子殺し」の稽古を重ねる獅子絵田獅子方衆のメンバー

本番に向けて「獅子殺し」の稽古を重ねる獅子絵田獅子方衆のメンバー

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24日、東京で「獅子殺し」披露 新湊獅子絵田獅子方衆

北日本新聞(2018年11月20日)

 射水市新湊地域中心部の獅子絵田(ししえでん)獅子方衆が、24日に東京の日本青年館ホールで開かれる「第67回全国民俗芸能大会」に出演する。全国から選ばれた4団体のうちの一つで、当日は新湊独特のテンポが速く躍動感あふれる演目を披露する。稽古を重ねるメンバーは「最高の舞を披露したい」と意気込む。

 全国民俗芸能大会は、1925年の初代日本青年館建設のこけら落としとして開かれた「郷土舞踊と民謡の会」がルーツ。日本各地の芸能を舞台で演じることを主題に、これまでに約500団体を紹介するとともに、地域芸能の記録・保存に取り組む。

 獅子絵田獅子方衆は、インターネットなどを通じて取り組みを発信してきた。そのPRが同大会を運営する日本青年館の関係者の目に留まり、今回の出演につながった。

 胴幕の中に多くの踊り手が入る百足(むかで)獅子が特徴で、最大の見せ場は暴れる獅子をてんぐが倒す演目「獅子殺し」。子どもが演じるキリコを飲み込んだ獅子に酒を飲ませて弱らせ、とどめを刺す様子は圧巻で、当日も披露する。

 メンバーは、地元の公民館前で夕方から夜にかけて練習を重ねている。元相談役の三盃順一さん(59)は「オリジナルの演目を作るなど、獅子舞にかける情熱は負けない」と胸を張る。始まった時期ははっきりとしないが、100年以上は続いているという。

 代表の鈴木清孝さん(32)は「大舞台への出演で獅子舞を受け継ぐ機運をさらに高めていきたい」と意気込んでいる。

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