福井県小浜市白鬚の市まちの駅・旭座で11月21日夕、約15万個の発光ダイオード(LED)による恒例のイルミネーションが始まった。広場中央に大型のクリスマスツリーを配置。ツリーを取り囲むように、色とりどりの光の帯や柱が登場し、12月25日までまちなかを彩る。
「小浜夢回廊・夢眼(むげん)」と銘打ち、指定管理社のオーイングが毎冬企画し3回目となった。今月上旬から小浜商工会議所青年部のメンバーや地元住民らが準備を始め青、赤、緑、黄色などのLEDを飾り付け完成させた。
「光の川」や「光の海」をイメージして和の空間を作り上げた過去2回とは異なり、今回はクリスマスをモチーフにした。メインは頂点に星を飾った高さ5・4メートルのツリー。会場に流れるクリスマス音楽に連動して、ツリーや周りの光が変化していく。
午後5時に一斉にLEDが点灯。鮮やかな光が輝くと、一足早い聖夜ムードを醸し出していた。
まちの駅の滝勝也駅長は「小浜の冬の定番イベントとして定着してきた。市内外の多くの人に訪れてもらい、市街地活性化につながればうれしい」と話していた。
イルミネーションは午後5時~同9時。期間中、写真共有アプリで"インスタ映え"するようなコーナーも設ける予定という。