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ちひろ生誕100年を記念 12月に展覧会

信濃毎日新聞(2018年11月23日)

 絵本作家いわさきちひろ(1918〜74年)の生誕100年を記念した展覧会「ちひろからの贈りもの」(信濃毎日新聞社、ちひろ美術館主催)が12月1〜28日、松本市中央2の信毎メディアガーデンで開かれる。ちひろにとって思い出深いという「冬」などを題材にした作品約50点を高性能の「ピエゾグラフ」で印刷、展示する。

 1960〜70年代の作品が中心。雪の中で赤い頬をしてほほ笑む子ども、プレゼントの包みを大事そうに抱えた子どもなどを描いた作品が並ぶ。神奈川県の芸術家グループなどが、ちひろの絵をあしらって造った「絵本を見るための遊具」も置く。

 12月15日は、ちひろの誕生日。安曇野ちひろ美術館(北安曇郡松川村)の広報担当、田辺絵里子さん(34)は「冬は、ちひろにとって懐かしい思い出が詰まった季節。楽しんだ季節を描いた作品を見てほしい」と話している。

 12月9日の午前11時と午後2時、水彩絵の具の「にじみ」を体験しながら缶バッジやクリスマスカードを作る参加型講習会(各回定員15人)を開催。申し込みが必要で参加費500円。同15日には、ちひろの言葉を載せたカードを来場者に贈る。

 一般600円。前売りのペアチケット千円。申し込み、問い合わせは信毎松本本社まちなか情報局(電話0263・32・1150)へ。

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