一斉にスタートする第1走者=津幡町役場

一斉にスタートする第1走者=津幡町役場

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スタイリッシュ8連覇 河北潟一周駅伝

北國新聞(2018年11月24日)

 第98回河北潟一周駅伝競走大会(23日・津幡町役場発着=同実行委主催、北國新聞社共催)河北潟を中心に津幡、かほく、内灘、金沢の各市町を巡る全長36キロのコースに3部門計39チームが出場し、一般の部(6区間)はStylish(スタイリッシュ)が8連覇を果たした。高校生の部(6区間)は尾山台から校名変更した金沢龍谷が2連覇、中学生・同好会の部(11区間)はうる星(せい)が初優勝した。
 大会は午前9時10分、気温6度と肌寒く、小雨の降る中でスタートした。序盤は高校生の部の金沢龍谷が快調に飛ばしてレースを引っ張ったものの、終盤に一般の部のStylishが選手層の厚さと底力を見せつけ、総合トップの1時間59分7秒でゴールした。
 金沢龍谷は2時間3分9秒で総合4位、11人でたすきをつないだうる星は9人が区間賞の快走を見せ、総合2位の2時間0分11秒の好タイムを記録した。総合3位は一般の部の金沢星稜大で2時間1分53秒だった。
 開会式では、大会長の西茂河北郡市陸上競技協会長があいさつし、はせがわクリニックの長谷川泰介監督(48)が「心折れずに最後までたすきをつなぐことを誓う」と宣誓した。焼田宏明県議会副議長が祝辞、矢田富郎津幡町長が歓迎の言葉を述べた。
 大会は東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)と同じ1920(大正9)年に始まり、現存する国内最古の駅伝となっている。

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