福井県小浜市今富地区の住民有志が作ったペットボトルツリーの点灯式が23日夜、同市今富公民館であった。2009年から毎年作っており、今年は節目の10回目。約1万本のペットボトルなどで作った発光ダイオード(LED)のイルミネーションが点灯すると、住民から歓声がわき起こった。
今富まちづくり協議会を中心に老人会メンバーらが今月上旬から、連日20人前後で制作した。高さ約6メートルのツリー2基と高さ約8メートルのポール、長さ約4メートルのトンネルを設置。写真映えするハート形のイルミネーションに加え、地元住民がつくった歌「今富サンバ」をアピールする電飾も設けた。
松崎晃治市長らがボタンを押すと青、緑、白などのカラフルな光が一斉に輝き、子どもたちはトンネルをくぐるなどしてはしゃいでいた。
ライトアップは来年2月末までの午後5時~同10時。まちづくり協議会のメンバーは「熱意ある多くの人たちの協力で10回目を迎えられた」と感慨深げに話していた。