福井県産大豆でみそなどを製造する同県福井市清水南地区の女性グループ「新ちゃんみそ」が、同市産のショウガを使った大豆菓子「しょうが豆」を発売した。油で揚げた県産大豆をショウガや自家製みそなどで味付け。優しい甘さでさっぱりとした味わいに仕上げた。
従来の大豆菓子「きなこ豆」「揚げ豆」に続くラインアップ。同市産のショウガを使った新商品を作ろうと、県福井農林総合事務所などに相談しながら開発した。三上雅代代表(69)は「大豆はさくっと香ばしい。豆の甘みにショウガのほんのりとした辛さがマッチしている。幅広い年代の人に味わってもらえれば」と話している。
小売価格は70グラム入り税別400円前後、35グラム入り同300円前後。同市のハピリン内「福福館」、北陸自動車道北鯖江パーキングエリア(鯖江市)などで販売している。
「しょうが豆」発売に合わせ、従来の2商品のパッケージデザインも一新。密封できる袋に変え、持ち運びしやすくした。