シュート練習で笑顔を見せる馬場(中央)=富山市総合体育館

シュート練習で笑顔を見せる馬場(中央)=富山市総合体育館

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バスケ日本男子、富山でW杯アジア2次予選 30日と3日

北日本新聞(2018年11月28日)

 30日と12月3日に富山市総合体育館で行われるバスケットボール男子のワールドカップ(W杯)アジア2次予選に臨む日本代表が27日、同体育館で練習を公開した。同市出身の馬場雄大(A東京)らがシュート練習で好調ぶりをアピールした。

 練習は30分のみ公開された。選手たちはポジションごとに分かれて3点シュートやフリースローを繰り返した。23歳の馬場は「日の丸を背負って富山に帰って来られたことが誇らしい。気持ちを全面に出したプレーを見てほしい」と話した。

 日本は30日にカタール、12月3日にカザフスタンと対戦する。フリオ・ラマス監督は「チームは良い状態。目の前の試合に全力を注ぐ」と語った。


■馬場「古里で勝利を」
 富山市出身の馬場雄大にとって日本代表として初となる古里での試合。「富山で勝利を」。県内の関係者からは期待の声が聞かれた。

 馬場が「原点」と振り返る富山市奥田中学校バスケットボール部。当時から指導を続けている坂本穣治コーチ(58)は日の丸を背負って戦う教え子に「プレッシャーがかかると思うが、チームが苦しい場面で結果を残してほしい」とエールを送った。

 後輩たちも日本トップレベルのプレーを心待ちにしている。同部主将の長浜恵太郎さん(14)=2年=は「先輩の活躍が大きな刺激になっている」。2試合とも会場で観戦する予定で「馬場のリバウンド、速攻を見てみたい」と声を弾ませた。

 自らも日本代表だった父の敏春さん(63)は馬場が26日夜に自宅を訪れたことを明かした。「大きくアーチを描くようなシュートを打つ」ようアドバイスしたという。成長著しい息子について「今回の代表メンバーで一番若い。どれだけ躍動感をもってプレーしてくれるか楽しみ」と語った。


■五輪開催国枠懸けた戦い
 W杯アジア2次予選は12カ国がE、Fの2組に分かれ、来年2月まで戦う。上位7カ国が8~9月に中国である本戦に進む。1、2次予選で日本は4連敗の後、4連勝中。F組の4位につけている。

 国際バスケットボール連盟(FIBA)は当初、2020年東京五輪の開催国枠を日本に与えるかどうかは、W杯本戦の結果次第で決めるとしていたが、その判断を今年12月に前倒しするという。W杯予選で、日本は格上のオーストラリア、イランに勝利し、評価が上がったとみられる。

 アジア2次予選は残り4試合。富山でのカタール、カザフスタン戦は開催国枠の決定前最後の試合となるため、FIBAに日本の力をさらにアピールする絶好の機会となる。チケットは最も高額なコートサイド1列目(前売り価格3万円)を含め完売しており、注目度は高い。

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