無形文化遺産登録が決まった「能登のアマメハギ」=今年2月3日、能登町秋吉

無形文化遺産登録が決まった「能登のアマメハギ」=今年2月3日、能登町秋吉

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アマメハギ ユネスコ無形文化遺産に決定

北國新聞(2018年11月30日)

 インド洋の島国モーリシャスで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)政府間委員会は29日、「能登のアマメハギ」(石川)、「男鹿(おが)のナマハゲ」(秋田)など8県10件の伝統行事で構成する「来訪神仮面・仮装の神々」を無形文化遺産に登録すると正式決定した。政府間委員会最終日の12月1日、遺産リストに記載される。
 「能登のアマメハギ」は輪島市門前町、能登町で継承されているアマメハギと、輪島市の面様年頭(めんさまねんとう)が対象となる。
 石川県文化財保護審議会委員の小林忠雄民俗部会長(日本民俗学会評議員)によると、「能登のアマメハギ」は西日本の行事にみられる子どもたちが集落の家庭を訪ねて歩く型のアマメハギと、東日本の行事に多い人の姿をした神が家庭を訪れる型の面様年頭が一体となっている点に特色がある。小林氏によると、いずれも農耕と密接な関係を持つ儀礼という。
 石川県内からの無形文化遺産登録は、七尾市の「青柏祭の曳山(ひきやま)行事」が含まれる2016年の「山・鉾(ほこ)・屋台行事」以来2年ぶりで、09年登録の「奥能登のあえのこと」と合わせ、3件となった。
 「来訪神」の登録は、09年に単独で登録されていた「甑島(こしきじま)のトシドン」(鹿児島)の「拡張」として扱われるため、日本国内の無形文化遺産の総数は21件のままで変わらない。
 日本の候補が次に登録審査を受けるのは20年で、政府は、金沢で継承されてきた縁付金箔(えんつけきんぱく)製造など「伝統建築工匠の技 木造建造物を受け継ぐための伝統技術」の登録を申請している。


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