山ノ内町の志賀高原観光協会は1日、第51回志賀高原統一初滑り・スキー場開き祭を焼額山スキー場で開いた。安全祈願祭で、スキー場関係者ら約70人が、シーズン中の無事故を祈った。この日オープンした同スキー場では若者や家族連れらが早速訪れ、スキーやスノーボードを楽しんだ。
志賀高原の18スキー場のうち、1日までに4スキー場が営業を始めた。残りのスキー場も順次営業を始めるという。安全祈願祭の後には、地元の東小学校や山ノ内中学校の児童生徒が、デモンストレーション滑走を披露して、盛り上げた。
志賀高原観光協会の山本光俊会長(54)は「なかなか気温も下がらずに心配していたが、無事にオープンできて良かった」。昨シーズンの志賀高原18スキー場の利用者数は91万4000人で、山本会長は「100万人を超えたい」と今シーズンの抱負を述べた。