立山連峰を題材にしたカレンダーを手にする高橋さん

立山連峰を題材にしたカレンダーを手にする高橋さん

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感謝胸に立山の魅力発信 クマに襲われた写真家・高橋さん

北日本新聞(2018年12月5日)

 ■来年のカレンダー制作

 立山町芦峅寺の写真家、高橋敬市さん(68)が、立山連峰を題材に2019年のカレンダーを作った。今年6月にクマに襲われて重傷を負い、リハビリをしながら11月に本格的に撮影活動を再開した。「お世話になった人への感謝を込めてカレンダーを作った。立山の魅力を多くの人に知ってほしい」と話している。 

 高橋さんは撮影の帰りに立山ケーブルカー美女平駅の近くでクマに襲われ、顔を骨折するなど大けがをした。

 退院後、リハビリをしながら徐々に撮影活動を始めた。まだ顔の一部にまひが残っているが、今は立山一帯で撮影に取り組んでいる。

 カレンダーは、事故に遭う前に撮影した12枚の写真で構成。ブナ平の新緑の木道や雷鳥沢の紅葉などを紹介している。縦15センチ、横10センチのプリントした写真が各月に貼ってあり、取り外してポストカードとして使うことができる。カレンダーは23年前から作り続けている。

 「自分はクマに襲われないだろうという油断があった」と高橋さんは当時を振り返る。「自然に謙虚に向き合い、初心に帰って撮影を続けたい」とし、今後は立山だけでなく北陸地方の山や自然にテーマを広げたいと言う。

 カレンダーは2200円(税込み)。問い合わせは高橋さんのギャラリー「NATUR(ナトゥーア)」、電話076(481)1912。

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