金沢学院大芸術学部の荒川昭広准教授とゼミに所属する3年生4人は7日、加賀市中谷宇吉郎雪の科学館の2階エントランスに壁画を設置した。8日から、来館者が切り絵で雪の結晶を作って壁画に貼り付け、クリスマスの25日に「ホワイトクリスマス」の夜景を完成させる。
市と同大が結ぶ包括連携協定に基づき、グラフィックデザインを専門とする荒川ゼミの学生が「みんなでつくる壁画アート!」と題して企画し、チラシも作成した。
学生が用意した縦約1メートル、横約7メートルの壁画にはサンタクロースやトナカイ、雪だるま、クリスマスツリーなどがあしらわれた。来館者は白や青色の色紙を切った雪の結晶を貼って、壁画作りに参加する。
22日には同館で、ゼミ生6人が講師を務め、小学生と幼児を対象に雪の結晶の切り絵を作るワークショップを開く。