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白馬のそば料理で誘客促進 農水省「食文化海外発信地域」認定

信濃毎日新聞(2018年12月8日)

 農林水産省は7日、特色ある地元の食や農林水産業、伝統文化を通じて訪日外国人の誘客を推進する「農泊 食文化海外発信地域」に、そばの食文化を生かした取り組みを進める北安曇郡白馬村を選んだと発表した。県内での認定は初めて。村などは、そば粉の生地で具材を包む「白馬ガレット」などのそば料理を発信し、好調なインバウンド(海外誘客)をさらに進める方針だ。

 認定を受け、村や村商工会でつくる協議会が、スキーやパラグライダーなどの体験と、食文化の体験を一体化した企画などを海外に売り込む計画。「SAVOR JAPAN(セイバージャパン)」の統一ブランドでPRができるほか、コンサルタントの紹介など国の支援を受けられる。

 寒冷地にある村は古くからソバを栽培。村商工会がリゾート地に適した特産品を生み出そうと、2007年から、フランス発祥のガレットをPRし、普及を進めている。調理の講座を設け、試験の合格者をホテルや飲食店などで提供できる料理人として認定。現在、村内約30店舗がそれぞれ独自の白馬ガレットを提供している。

 本年度の食文化海外発信地域には、同村を含む全国6地域が認定を受けた。

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