高岡冷蔵が販売を始めた氷の彫刻。照明や氷の受け皿も貸し出す

高岡冷蔵が販売を始めた氷の彫刻。照明や氷の受け皿も貸し出す

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冬の行事に氷の彫刻 高岡冷蔵、ツリーや門松発売

北日本新聞(2018年12月9日)

 製氷・冷蔵冷凍保管の高岡冷蔵(高岡市下黒田、荻布宗一社長)は、氷の需要が減る冬場の閑散期を生かし、氷の彫刻の販売を始めた。ライトアップする照明もオプションで付け、企業や個人のクリスマスパーティー、新年会などを華やかに彩ってもらう。

 高岡冷蔵は創業100年の老舗。農産物を冷やしたり、水産物を冷凍保存したりして保管する倉庫業と、鮮魚を冷やすのに欠かせない氷も製造・販売している。

 夏場はかき氷や飲み物を冷やすために氷の需要は高まるが、冬場は鮮魚用などに限られるため需要が少ない。クリスマスや忘年会、新年会、バレンタインデーなど冬のイベントに合わせ、パーティー会場などで氷のアートを楽しんでもらおうと、今年初めて彫刻の販売を企画した。

 彫刻は、クリスマス用にツリーとリース、正月用に門松を用意した。リースとツリーはそれぞれ大(高さ約1メートル)と小(同60センチ)が選べ、価格は大が2万円、小が1万円(いずれも税別)。希望者には、音に反応して色が変わる照明(大5千円、小3千円)を付け、受け皿と一緒に貸し出す。配送も行う。

 荻布社長は「きらびやかに光る氷の彫刻でパーティー会場を彩り、冬でも氷を楽しんでほしい」と話している。

 同社のホームページやフェイスブック、インスタグラムでも情報を見られる。問い合わせは同社、0766(21)2450。

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