上田電鉄(上田市)は8日、サンタクロースの格好をした社員らが別所線の電車に乗り、演奏やプレゼントで子どもたちを楽しませる「サンタ列車」を運行した。200人の親子連れが上田―下之郷間の往復1時間余の鉄路を楽しんだ。
車内では、社員のハーモニカや長野医療衛生専門学校(同市)音楽療法士学科に通う生徒のミュージックベルによる演奏が披露された。「あわてんぼうのサンタクロース」などクリスマスソングで盛り上げた。サンタの帽子をかぶった上田女子短大(同市)の学生やサンタに扮(ふん)した社員が車内を回り、お菓子やプレゼントを子ども1人ずつに手渡していた。途中下車した下之郷駅では、ポップコーンの振る舞いや上田市のご当地ヒーロー「六文戦士ウェイダー」のショーがあった。