茅野市で始まった「天出し」の作業。生寒天が崩れないよう、丁寧に台に載せた=8日

茅野市で始まった「天出し」の作業。生寒天が崩れないよう、丁寧に台に載せた=8日

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生寒天を屋外に 茅野で「天出し」始まる

信濃毎日新聞(2018年12月9日)

 諏訪地方特産の寒天作りの時季を迎え、茅野市で8日、生寒天を屋外に並べて干す「天出し」が始まった。生寒天は凍ったり解けたりを繰り返すことで水分が抜け、10日から2週間ほどで角寒天になる。ゴム手袋を着けた作業員たちは、ぷるんぷるんと揺れる生寒天の形を崩さないよう、注意深く台に載せた。

 この日作業を始めたのは、同市宮川の五味喜一商店。工場にある直径約2・5メートル、高さ約5メートルの釜で海藻を煮て作った生寒天約1万5千本を近くの田んぼに運び、稲わらを敷いた台に並べた。来年2月下旬まで作業は続くという。

 県寒天水産加工業協同組合(茅野市)によると、今年は暖冬傾向のため、天出しは4〜7日遅れている。同商店の五味昌彦さん(60)は「例年より気温は高いが、12月は日照時間が短いので良い寒天ができると思う」と話していた。

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