高校生らが見学に訪れているゴールドウインのテックラボ=小矢部市清沢

高校生らが見学に訪れているゴールドウインのテックラボ=小矢部市清沢

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産業観光1年で来館2000人 小矢部のゴールドウイン

北日本新聞(2018年12月11日)

 ゴールドウインの研究開発拠点「テックラボ」(小矢部市清沢)を訪れた見学者が、受け入れから1年間で2千人を超えた。小中高校生や大学生、取引先の視察が多く、小矢部市民は10%、県内(小矢部市内を除く)から65%、県外25%と幅広い場所から訪れている。同社の提供する産業観光の内容は現在、「説明型」が中心となっており「さらに興味・関心を持ってもらえるよう、『体験型』の仕組みを導入できるよう模索したい」と話している。

 テックラボは、最先端技術を用いてスポーツウエアづくりを進めるため、昨年11月に開設した研究開発拠点。「設計」「試験」「物や素材の試作」といったエリアに分かれ、ラグビー日本代表のユニホームや冒険家・三浦雄一郎さんのウエアが並ぶスペースもある。

 「おやべ型産業観光」のホームページなどを通じて一般見学も受け付けており、1時間から1時間半のコースでテックラボのほか、縫製や印刷・刺しゅうのラインも見ることができる。

 昨年11月から今年10月末までに2141人が来館。小中学生の校外学習や高校生以上の進路選択学習など「学校関係」が半数、「取引先関係」が3割を占め、全体の25%は県外からの訪問だ。来館者からは「世界で活躍するアスリートのウエアを作っていることが分かった」「テストや検査を丁寧に厳しく実施していて感心した」といった好意的な声が寄せられているという。

 同社は「モノづくり、研究開発・設計・品質・生産技術と一貫した体制を見てもらえ、製品へのこだわりを知ってもらえるメリットを感じている」としており、今後も改善を続けていく考えだ。

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