開発したイノシシ肉カレーを手に出来栄えを語り合う氷見高校の生徒ら

開発したイノシシ肉カレーを手に出来栄えを語り合う氷見高校の生徒ら

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軟らかくて「チョービミ」 氷見高生がイノシシ肉カレー開発

北日本新聞(2018年12月12日)

 氷見高校農業科学科で食品製造を専攻する3年生6人が、地元で捕獲されたイノシシの肉を使った「極味 猪~☆見★哩(チョービミカレー)」を開発した。肉を軟らかくするため工夫を凝らし、海洋科学科やビジネス科の生徒も協力。生徒たちは「苦労したが、完成品になって良かった」と喜んでいる。

 農業科学科では毎年、生徒のグループが農産物などを生かした商品開発に取り組んでいる。本年度は、捕獲数が増える一方で処理が課題となっているイノシシを使った加工品をテーマにした。

 材料に氷見市内で捕獲され、石川県内の施設で処理されたイノシシ肉を使用。硬いという難点を克服するため、炭酸水やみそ、サラダ油に漬け込んで軟化させる比較実験を行うなどして開発を進めた。

 缶詰は海洋科学科の生徒と協力し、チャーシュー化したイノシシ肉と魚介ベースのだしで作った。殺菌加工の工程で肉がさらに軟らかくなり、食べやすくなった。缶のデザインやネーミングは、ビジネス科の生徒が考え、180グラム入りの7缶を試作した。

 11日に氷見高校の実習棟で試食会があり、生徒が開発の過程や調理法を紹介した。畑尻将太さん、宮下凌也さんは「初めはとても硬かった肉が、試行錯誤の末に軟らかくなった」と笑顔を見せた。

 試食会には氷見市と連携協定を結んでいる名城大農学部の小原章裕農学部長も参加。「缶詰を大学に持ち帰り、電子顕微鏡を使って解析したい」と話した。

☆は氷の右上に濁点
★は口へんに加

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