開発されたミニ水耕栽培キット=県花卉球根農業協同組合

開発されたミニ水耕栽培キット=県花卉球根農業協同組合

富山県 砺波・南砺・五箇山 花・紅葉

チューリップなど水耕栽培キットいかが

北日本新聞(2018年12月14日)

 県花卉(かき)球根農業協同組合(清都和文組合長)は、ミニチューリップやヒヤシンスなどの球根の成長を室内で楽しめる「ミニ水耕栽培キット」を開発した。インテリアにもなるコンパクトなサイズで、誰でも簡単に育てられる。同組合は「土に触らなくても楽しめる。気軽に取り組んでほしい」としている。

 キットでは、高さ15センチ、直径9・4センチの透明な容器の中に球根がかわいらしく納まっている。既に発根を済ませてあるのに加え、週1回の水替えだけでよく、失敗が少ない。

 エアコンなどの暖かい空気が当たらず、明るいところで育てる。生育適温は15~20度で、3~4週間ほどで花が咲く。涼しい所に置いておくと花持ちが良くなる。花は計20種類あり、背丈はそれぞれ5~25センチほどになる。

 出荷作業が13日、砺波市大門の県花卉球根農業協同組合で始まった。14日までに県内外に約2千鉢を発送する。

 1鉢1500円(税抜き)で送料別。同組合のホームページ(http://www.tba.or.jp/)で注文を受け付け、東京の生花店や雑貨店でも一部販売する。

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