善光寺本堂でのイルミネーション。光の演出を大勢の人たちが楽しんだ=15日午後5時半すぎ、長野市

善光寺本堂でのイルミネーション。光の演出を大勢の人たちが楽しんだ=15日午後5時半すぎ、長野市

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うっとり 善光寺包む光のハス

信濃毎日新聞(2018年12月16日)

 長野市の中央通りなどで開催中の「善光寺表参道イルミネーション」の一環で15日、善光寺本堂を背景にした光の装飾が始まった。音楽に合わせて紫や白、青で映し出されたハスの花やチョウが変化する作品に、住民や観光客らが「きれい」と声を上げた。

 日没後、合図に合わせて3分ほどの作品がスタート。回向柱(えこうばしら)に見立てた光の柱が空に伸び、本堂を背景に、型紙に照明を当てて映し出されたハスのつぼみが開く。花びらが舞う中、チョウが現れる。

 演出を手掛けた空間デザイナーの長谷川喜美さんはオープニングセレモニーで、善光寺の池の大賀ハスから着想し、ハスの花が咲き乱れる極楽浄土をイメージして作ったと解説。「幻想的な世界を楽しんで」と呼び掛けた。

 長野市などでつくる実行委員会の主催。山門(三門)には、ハスの形をした、光るオブジェも置かれた。光の装飾は18日を除く25日まで、午後5〜8時に点灯する。

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