高らかに「歓喜の歌」を響かせる出演者=金沢歌劇座

高らかに「歓喜の歌」を響かせる出演者=金沢歌劇座

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心一つに第九高らか 石川県音文協、年末公演で200人

北國新聞(2018年12月17日)

 石川県音楽文化協会の創立45周年記念、第56回年末公演「第九交響曲・千鳥の曲」(音文協年末公演実行委員会主催、北國新聞社など共催)は16日、金沢歌劇座で行われた。特別編成の石川フィルハーモニー交響楽団、県合唱協会県民合唱団など総勢約200人が、平成最後の第九公演をかみしめながら高らかに「歓喜の歌」を響かせ、新たな時代への期待も込めた。
 石川フィル常任指揮者の花本康二さんがタクトを振った。ベートーベンの「交響曲第九番」で、悲しみや苦悩を思わせる重々しい第1、第2楽章から、安息の第3楽章、クライマックスの第4楽章で歓喜へと導かれる旋律を華やかに力強く披露した。
 独唱は石川公美さん(ソプラノ)、鳥木弥生さん(メゾ・ソプラノ)、糸賀修平さん(テノール)、原田勇雅さん(バリトン)が務めた。加賀藩祖前田利家の生誕地、名古屋市中川区の名古屋なかがわ第九合唱団が賛助出演した。
 「千鳥の曲」では、県三曲協会、金沢邦楽アンサンブルが箏と尺八を演奏し、邦楽と洋楽、歌声のコラボレーションで観客を魅了した。
 公演は1963(昭和38)年に始まり、県民参加イベントとして年末の風物詩になっている。23日午後2時から、金沢市の県立音楽堂で年末公演「レクイエム・交響曲25番」が開かれる。

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