福井県永平寺町の曹洞宗大本山永平寺は大みそかの31日夜、恒例となった唐門を参拝者向けに開放する。
唐門は勅使門とも呼ばれ、皇室からの使者や貫首就任時など限られた時しか開かれない。参拝客には普段は開放していない。
減少する修行僧の負担軽減へ2016年から唐門を開放。寺院内を通らず直接山門を参拝できる。
開放は31日午後11時~1日午前3時の4時間のみ。町観光物産協会などが実施している唐門や山門などのライトアップと、寂光苑での鐘つき体験はいずれも31日午後8時半~1日午前3時に行われる。
問い合わせは同協会=電話0776(61)1188。