八一の素顔や業績を知ることができる「八一を知る 八一がわかる」展=20日、新潟市中央区

八一の素顔や業績を知ることができる「八一を知る 八一がわかる」展=20日、新潟市中央区

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多才な八一分かりやすく 会津記念館企画展 新潟市中央区

新潟日報(2018年12月21日)

 新潟市出身の歌人で書家の会津八一の業績や素顔を紹介する企画展「八一を知る 八一がわかる」展が20日、新潟市中央区の会津八一記念館で開幕した。良寛への敬慕、歌人、書家、美術史学者、教育者、素顔といったテーマごとに、多角的に八一を学べる展示となっている。

 同館が主催し、歌書やゆかりの品など62点を展示した。歌人のコーナーでは、今年3月に京都市の東寺に建立された、八一の歌碑の原本の歌書(個人蔵)を初公開。元々は左利きで子供時代に矯正し、書は右手で書いていた八一が、古希を記念して左手でしたためた珍しい書もある。

 また、独身を通した八一が、東京専門学校(現早稲田大)在学中に出会った初恋の人で求婚したが断られた洋画家の亀高文子について記している八一の書簡なども展示。ラジオ番組に出演した際の八一の声を聞けるコーナーもある。

 第12回秋艸道人賞「会津八一の歌を映す」写真コンテストの入賞入選作品30点も展示している。

 来年3月24日まで。月曜(祝日の場合は翌日)、12月28~1月3日、3月22日休館。

 一般500円、大学生300円、高校生200円、小・中学生100円。

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